創業134年、変わらぬ思い
明治23年創業以来、急がず、焦らず、手間を惜しまず、漬物作りを続けております。
良い材料を選ぶ。手間をかけて、ていねいにつくる。
たむらやのみそ漬には、たむらやの「まごころ」が息づいています。原料の野菜は「契約栽培」によるもの。
土づくり・タネ選び・栽培の仕方などをしっかりと管理し、安心・安全・良質な野菜を大切に育てています。
主な野菜は露地栽培収穫。もっとも良いものが採れる時期だけ行われます。収穫した野菜は、その日のうちに塩漬けし、野菜の旨味を封じ込めます。それから一年程の歳月をかけて漬けかえや塩の調整をして良い「塩梅(あんばい)」をみながら、発酵が最高の状態で進むよう「手塩にかけて」見守ります。
じっくり塩漬し、脱塩したあと、みそ床へ。たむらやが開発した“みそ漬に最適のみそ”「さざれ石」に漬け込みます。「さざれ石」は、米こうじと麦こうじを両方使い、長期熟成させることで絶妙なバランスが生まれ、みそ漬としてこのうえない香りと旨味を引き出します。
「たかがみそ漬づくり」に、なぜここまでこだわるのか。
それは、安全でおいしいみそ漬をつくるために「あたりまえのこと」だから。あたりまえのことがあたりまえに行われない時代に、「あたりまえの作り方」を変えないのがたむらやのみそ漬なのです。